譲渡所得税計算機

株式・不動産・暗号資産の売却益にかかる税金をシミュレーション

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譲渡益(売却益)
控除対象経費
課税譲渡所得金額
所得税
住民税
合計税額
税引後利益
実効税率

譲渡所得税とは

譲渡所得税は、株式、不動産、暗号資産などの資産を売却して得た利益に対してかかる税金です。日本では、この税金は所得税と住民税で構成されており、資産の種類や保有期間によって税率が異なります。2026年現在、譲渡所得税の計算方法は基本的に同じですが、各種控除制度の変更に注意が必要です。

譲渡所得税の計算式

譲渡所得税の計算は、以下の流れで行われます:

ステップ1:譲渡益の計算
譲渡益 = 売却価額 - 取得価額

ステップ2:控除対象経費の計算
控除経費には、資産の取得にかかった手数料や仲介手数料、売却にかかった手数料などが含まれます。これらの経費を合計します。

ステップ3:課税譲渡所得金額の計算
課税譲渡所得 = 譲渡益 - 控除対象経費

ステップ4:税金の計算
短期譲渡所得(保有期間5年以下の場合):
・所得税:課税譲渡所得 × 30%
・住民税:課税譲渡所得 × 9%
・合計税率:39%

長期譲渡所得(保有期間5年超の場合):
・所得税:課税譲渡所得 × 15%
・住民税:課税譲渡所得 × 5%
・合計税率:20%

実例:不動産売却の場合

東京都内でマンションを購入した太郎さんの例を見てみましょう。

購入時点:
・取得価額:3,000万円
・取得にかかった手数料:150万円

売却時点(7年後):
・売却価額:3,500万円
・売却にかかった手数料:210万円

計算過程:
1. 譲渡益 = 3,500万円 - 3,000万円 = 500万円
2. 控除対象経費 = 150万円 + 210万円 = 360万円
3. 課税譲渡所得 = 500万円 - 360万円 = 140万円
4. 保有期間が7年(5年超)なので長期譲渡所得
- 所得税 = 140万円 × 15% = 21万円
- 住民税 = 140万円 × 5% = 7万円
5. 合計税額 = 21万円 + 7万円 = 28万円
6. 税引後利益 = 500万円 - 360万円 - 28万円 = 112万円

上場株式の場合

上場株式の譲渡所得税は、通常20.315%の分離課税で計算されます(所得税15.315% + 住民税5%)。ただし、NISA(少額投資非課税制度)で購入した場合は非課税となります。また、特定口座での売却益は自動的に税金が天引きされるため、確定申告が不要な場合もあります。

暗号資産の場合

暗号資産の譲渡所得は、他の所得と合算される「総合課税」の対象です。そのため、保有期間に関わらず、雑所得として扱われ、最大55%の税率がかかる可能性があります。保有期間による優遇措置はありません。

よくある計算ミス

1. 控除対象経費の見落とし:多くの人が仲介手数料を忘れて計算しています。不動産の場合、仲介手数料は売却価額の3%程度になることが多いため、重要な経費です。

2. 保有期間の判定ミス:保有期間の計算は、取得した日の翌年の1月1日から起算する必要があります。5年ちょうどでなく、5年を超える必要があります。

3. 特例控除の適用漏れ:居住用不動産の場合、3,000万円の控除制度が使える可能性があります。

節税のコツ

まず、資産の取得から売却までの期間を5年以上にすることで、税率を大幅に下げることができます。短期と長期では最大19%の差があります。次に、不動産を売却する場合は、居住用不動産として認定されるかどうかを確認してください。認定されれば3,000万円の控除が受けられます。また、損失が出た場合は、他の所得と相殺できるか検討する価値があります。

最後に、複数の資産を売却する場合は、売却時期をずらすことで、翌年度以降に損失繰越ができる可能性があります。税理士に相談することで、さらに有利な節税方法が見つかることもあります。

2026年の最新情報

2026年現在、譲渡所得税の基本的な計算方法に大きな変更はありませんが、所得控除制度の拡充が検討されています。また、インボイス制度の開始に伴い、個人事業主の計算方法が一部変わっています。最新の情報は国税庁のウェブサイトで確認することをお勧めします。

よくある質問

NISA口座で買った株式を売った場合、譲渡所得税はかかりますか?
いいえ、かかりません。NISA口座で購入した株式は、売却益が非課税になります。ただし、一般口座や特定口座で購入した場合は、通常通り20.315%の税率がかかります。
取得価額がわからない場合はどうすればいいですか?
取得時の証拠書類(領収書や契約書)を探すことが重要です。見つからない場合、税務署に相談してください。不動産の場合は、登記簿謄本に記録されていることもあります。
損失が出た場合、税金は払わなくていいですか?
譲渡損失が出た場合、その年の税金は0円です。ただし、損失を他の所得と相殺して税金を減らしたい場合は、確定申告が必要です。特に、上場株式の配当金との相殺などで有利になる場合があります。
実家を相続して売った場合、特別な控除はありますか?
はい、相続した不動産を一定の条件を満たして売却した場合、3,000万円の控除が受けられる可能性があります。詳細は税務署や税理士に相談してください。
このツールの計算結果は確定申告に使えますか?
このツールは参考値を提供するためのものです。正確な税額は、実際の状況によって異なる場合があります。確定申告の際は、必ず税理士や税務署に相談して、正式な計算を行ってください。